金継ぎを始めたい方からよくいただくのが「キット・ワークショップ・教室、どれから始めればいい?」というご相談です。それぞれに向き不向きがあり、段階的に組み合わせることもできます。この記事では、金継ぎラウンジのキット・ワークショップ・教室の実際の内容と費用をもとに、目的別の始め方を整理しました。
この記事でわかること
- キット・ワークショップ・教室の違い
- それぞれの費用の目安
- タイプ別の始め方
3つの始め方の比較
| 自宅でキット | ワークショップ | 教室(漆) | |
|---|---|---|---|
| 技法 | 簡易金継ぎ(合成樹脂・パテ)/漆キットもあり | 簡易金継ぎ(合成樹脂・パテ) | 漆を使った伝統的な金継ぎ |
| 場所 | ご自宅 | 現在の日程は大阪・南森町(会場は日程により異なる) | 大阪・南森町 |
| 費用 | ¥4,650〜(簡単金継ぎキット) | 参加費 ¥5,500 | 月謝 ¥9,900/月2回+キット ¥13,200〜+入会金 ¥10,000 |
| 講師に聞ける | 説明書を見ながら自分で | その場で聞ける | その場で聞ける |
| 向いている人 | 自分のペースで進めたい | まず一度、教わりながら体験したい | 漆で本格的に身につけたい |
教室の入会金はキャンペーンを実施している場合があります。最新の条件は教室ページでご確認ください。
自宅でキットから始める
メリット:好きな時間に進められる/費用を抑えられる。簡単金継ぎキットは漆を使わず合成樹脂を使うので、漆によるかぶれの心配がありません(スターター・スタンダード・プロの商品ページ記載)。
デメリット:説明書を読みながら自分で判断する必要がある/困ったときにその場で聞けない。
| キット | 価格(税込) | 主な内容(商品ページより) |
|---|---|---|
| 簡単金継ぎキット(ライト) | ¥4,650 | カラーイラスト付き説明書、真鍮粉、エポキシ接着剤、エポキシパテ、簡易面相筆・簡易平筆、絵皿、紙やすり#400、テレピン油、合成樹脂 |
| 簡単金継ぎキット(スターター) | ¥5,500 | 説明書、面相筆、絵皿、紙やすり#400、エポキシ接着剤、エポキシパテ、真鍮粉、テレピン油、合成樹脂 |
| 簡単金継ぎキット(スタンダード) | ¥8,800 | スターターの内容に加え、プロ仕様の面相筆、平筆、デザインナイフと替刃、銀粉(アルミ)、綿棒、マスキングテープ |
| 簡単金継ぎキット(プロ) | ¥12,100 | 面相筆(プロ仕様)・平筆各2本、デザインナイフセット、ヘラセット、紙やすり#400・#800、消耗品多め |
| 漆金継ぎ スターターセット | ¥8,100 | 生漆、砥之粉、金粉(真鍮)・銀粉(アルミ)、筆、手袋、フルカラー説明書など30点以上 |
ワークショップで体験する
メリット:講師に教わりながら、その場で器を直せる/道具をそろえなくてよい。
デメリット:日程と会場が決まっている/時間内に乾かないため持ち帰り用の箱が必要。破片は4片までなど、持ち込める器に条件があります。詳しくは簡単金継ぎワークショップの記事で。
教室(漆)で本格的に学ぶ
メリット:漆を使った伝統的な技法を、講師に直接教わりながら身につけられる/器の表情に沿った「景色」づくりまで学べる。
デメリット:大阪・南森町に通う必要がある/漆は乾かしながら工程を重ねるため、2〜3個を直すのに最低5回ほどかかる/漆かぶれのリスクがある(100%防げるという保証はありません)。詳しくは大阪・南森町の金継ぎ教室(漆)の記事で。
タイプ別の始め方
とにかく手軽に、まず1個直したい
→ 簡単金継ぎキット(ライト)¥4,650かスターター ¥5,500。
道具をそろえて、丁寧に直したい
→ スタンダード ¥8,800。たくさん直したい方はプロ ¥12,100。
一度、教わりながらやってみたい
漆で本格的に身につけたい
→ 大阪に通える方は金継ぎ教室(漆)。自宅で天然漆に挑戦するなら漆金継ぎ スターターセット ¥8,100。
よくあるご質問
Q. 簡単金継ぎと漆の金継ぎ、両方やってもいい?
A. はい。普段使いの器は簡単金継ぎ、時間をかけて直したい器は漆、と使い分ける方法もあります。
Q. キットの材料を使い切ったら?
A. エポキシパテ 4個入り ¥1,580、テレピン油・合成樹脂セット ¥1,200、エポキシ接着剤 7g ¥1,100などを単品で買い足せます。詳しくは金継ぎ材料の単品購入ガイドで。
まとめ
自分のペースで進めたいならキット、まず教わりながら体験したいならワークショップ、漆で本格的に身につけたいなら教室。目的と通える距離に合わせて、心地よいところから始めてみてください。


